こんにちは40代ゆったりサーファーのマサキです。
最近、初心者のサーファーさんからテイクオフの悩みをよく耳にします。
サーフィンのテイクオフがうまくいかない…
スムーズに立ち上がるコツがあれば知りたい。
気合いと根性論ではなく
丁寧に解説していくね!
この記事は、このような悩みのある方に向けて書いています。
サーフィンに挑戦すると、最初に直面する課題が波を捕まえて立ち上がる「テイクオフ」です。
この技術は、サーフィンの基本であり、波に乗るためには欠かせません。
しかし、初心者にとっては、ハードルが高くてあきらめそうになっている方も多いかもしれません。
そこでこの記事ではテイクオフの5つの秘訣を徹底解説していきます。
\ テイクオフもラクラク初心者におすすめ/
- テイクオフ成功のコツ 3選
- テイクオフ成功のための全5ステップ
- テイクオフ成功のためのサーフボード選びポイント 3選
- テイクオフしやすいおすすめサーフボード
- おすすめビーチ 関東編
「サーフィンでテイクオフをマスターしたい」と望んでいる方は、ぜひ最後まで読んでください。
テイクオフ成功の秘訣はまずこの3つ
サーフィンのテイクオフは3つのテクニックを組み合わせた動作です。
- パドリング
- プッシング
- ウォークアップ
これらの動作を正しく行うことで、波に乗る成功確率が大きく向上します。
パドリングの秘訣
パドリングとは、波に追いつきテイクオフに必要な速度を得るための動作です。
体の位置は、ボードの中央に寝そべり、ボードが水面に平行になるようにします。
体が前方に寄りすぎるとボードのノーズが沈み、後方過ぎるとスピードが出ません。
また、パドリングをする際は、胸を反りすぎずに乳首が少し浮く程度が理想的です。
姿勢のバランスは、へその辺りを意識して保ちます。
両腕を交互に強く水をかき、ボードを前方に推進させます。
腕は肘が完全に伸びるまでしっかりと水を掴み、力強いストロークを行います。
テイクオフの際は、波の速度に合わせたリズムでパドリングすることが重要です。
初心者にありがちな失敗は、とにかく早く漕ぐことを意識するため、波の速度にうまく合わずに波に乗ることが難しくなります。
自分のサーフボードの速度を調整して、後ろから来る波の速度に合わせるリズムが重要です。
やみくもに速く漕ぐことが重要ではないということを意識してみてください。
プッシング(立ち上がり)の秘訣
プッシングとは、テイクオフの際に上体を起こし、両手でボードの安定を図る動作です。
プッシングの秘訣は、自転車に乗っているときと同様のバランス感覚が重要になります。
テイクオフまでの間は、波とボードの傾きと体の重心のバランスを取りながら進むことを意識してみてください。
プッシングは、ボードのエッジ(レール)を波の斜面にしっかりと入れることで、ボードを安定させることを意識します。
これは、自転車がカーブを曲がるときに体を傾けることで重心を移動させ、タイヤが地面にしっかりと接触して安定しているのと似た原理です。
バランス感覚とプッシングによりボードが安定していれば、スムーズに立ち上がることができるようになります。
ウォークアップの秘訣
ウォークアップは、立ち上がった後にボード上での位置を調整する動作です。
ウォークアップのコツは、地面でうつぶせの状態から起き上がって歩き出す動作を再現することです。
アゴはひかない
目線は下げない
並行に手を置く
腕立て伏せの起き上がる動作をそうぞうして
両腕のあいだにそぉ〜と膝をいれる感覚
生まれたての子鹿にならないで
これらのステップでひとつずつ立ち上がる動作をボード上で再現できれば、テイクオフの成功が近づきます。
ウォークアップはテイクオフの成功に不可欠な動作なので、これらのステップを適切に実行できるようにしてみてください。
テイクオフ成功のための全5ステップ
サーフィンのテイクオフは、いくつかの重要なステップを組み合わせた技術です。
これらのステップを習得することで、波に乗る確率が格段に向上します。
【テイクオフ成功のための全 5ステップ】
テイクオフを成功させるには、波の選びかたと乗るタイミングを正確に見極めることが重要です。
上級者の動きをよく勉強して、タイミングを覚えるようにしましょう。
波の形状や動きを観察し、波の頂点に近づいたタイミングでパドリングを開始することが成功のカギとなります。
サーフィンのテイクオフ成功の鍵はなんといってもサーフボード選びです。
現状の実力にあわないボードを選択してしまったり、体型にあっていないものを選ぶとテイクオフができません。
例えば、サーフィンを始めたばかりの方は浮力があって長めのものが最適です。
ウォークアップは、陸上でのドライランドトレーニングによって効果的に習得できます。
ボードを押しながら立ち上がる動作を繰り返して練習し、足の位置や体のバランスを調整する方法を身につけましょう。
この動作は、波の上でスムーズに行えるようになるまで、繰り返し練習することが重要です。
波に乗るためには、効率的なパドリング技術が欠かせません。
サーフボードを前方に進めるために、両腕を交互に強く水を描きます。
テイクオフを成功させるためには、波の速度に合わせてボードを進める必要があるため、最低限のスピードが出せるように練習が必要です。
海での実践練習は、テイクオフ技術をマスターする最後の関門です。
最初は小さな波から始めて、徐々に大きな波へとレベルアップしてみましょう。
波のリズムを感じながら、上記で練習したテクニックを実践し、体で覚えることが大切です。
これらのステップを繰り返し実践することで、サーフィンのテイクオフを成功させる道が開けてきます。
あきらめずに練習と経験を積み重ねて、サーフィンの基本をしっかりと身につけてください。
テイクオフを成功させやすいサーフボード選びのポイント
サーフィンのテイクオフを成功させるにはサーフボード選びが非常に重要です。
現状のレベルや身長体重に適したサーフボードを選ぶポイントを3つ解説します。
- サイズとボリューム
- 素材の選択
- 形状とデザイン
サイズとボリューム
サーフボードのサイズはショートボード、ロングボード、ミッドレングスの3パターンに分類されます。
テイクオフを成功させやすくするには、浮力が高くバランスを取りやすい大きめのロングボードや、取扱いが便利なミッドレングスが適しています。
サイズが大きいほどボードは浮力が高く、バランスを取りやすいため、波を捉えてテイクオフしやすい特徴があります。
素材の選択
サーフボードの素材は、EPS(発泡スチロール)とPU(ポリウレタン)の2種類が主流となっています。
テイクオフに挑戦している初心者の方には、軽量で取り扱いやすいEPS素材のソフトボードで試すことをおすすめします。
EPS | PU | |
---|---|---|
メリット | 軽い安定性が高いテイクオフのスピードが出やすい取り扱いやすい | 安定性が高い反発力を利用したターンが可能 |
デメリット | 大きな波では不安定熱に弱いため保管に注意が必要 | 重いので取り扱いが大変壊れやすい |
形状とデザイン
サーフボードの形状とデザインは、サーフィンのテイクオフ成功に大きく影響します。
テイクオフを成功させやすくするには、直進性と安定性に優れたボードを選びましょう。
例えば、ワイドノーズを持つボードは波を捕まえやすく、ロングボードやミッドレングスボードはバランスを取りやすいため、サーフィンの基本を学ぶのに理想的です。
↓詳しく知りたい方はコチラ↓
サーフィンでテイクオフ成功を後押しするおすすめボード 2選
歴20年の私が特におすすめするサーフボードはこちらです。
とにかくサーフィンのテイクオフがしやすく、たくさん波を掴めるのでおすすめです。
これらのブランドのボードは、サーフィン初心者からベテランまで多くのサーファーに愛用されています。
これら2つのサーフボードブランドとおすすめのモデルについて解説していきます。
ナナゼロサーフボード
「ナナゼロサーフボード」は、初心者に優しいデザインと性能を兼ね備えたブランドです。
中でも特におすすめなのが、ウェーブキャッチャーの異名を持つ「ナナゼロ・ミニマル」。
ナナゼロミニマルは、ミッドレングスの中でもミニロングに近い長さと浮力があり、サーフィン初心者でも簡単に波に乗れるモデルです。
小さなうねりから波に乗れるので、初心者や体力の衰えを感じるおじさんにもぴったり。
メリット | デメリット |
---|---|
十分な幅と浮力で抜群の安定感 軽量EPSフォームとシングルコンケーブで最速のテイクオフが可能 ピンテール&Veeボトムで加速性と操作性が良い 丈夫で環境に配慮したエコボード 中古でも高く売れる | すぐに売り切れる 浮力があるのでローリングスルー |
初心者が選ぶなら、「ナナゼロ・ミニマル」は失敗しないサーフボードの一つとして、多くの方に選ばれています。
ビーチアクセス ソフトボード
「ビーチアクセス ソフトボード」は、その名の通り、ソフト素材を使用した初心者向けのボードを数多くラインナップしているブランドです。
最近ではYoutubeでも多くの話題になっていますが、以前からサーファーに定評のある「ビーチアクセス ソフトボード」は初心者におすすめです。
より多くの波を捕まえて、波に乗る爽快感を体験することに重視した、ボリュームがありテイクオフし安い特徴があります。
メリット | デメリット |
---|---|
十分な浮力と安定感のあるデザイン 加速性に優れてすばやいテイクオフが可能 テイクオフしてからの安定感やターン練習にも最適 フレンドリーな価格設定 | 一般的なソフトボードに比べて重い ドルフィンができない 熱に弱く直射日光や高温な場所での保管に注意がいる |
・ソフトボード 8’0” 73L ミニロング ワックスフリー
・ソフトボード 8’0” 66L ミニロング ワックスフリー
これらのボードは、浮力、安定感、操作性のバランスが良く、初心者におすすめのモデルです。
サーフィンテイクオフ成功におすすめのビーチ 千葉エリア
サーフィンのテイクオフを実践練習を積むために、おすすめのビーチを紹介します。
私もよく利用している関東エリアのおすすめビーチについて紹介します。
千葉北エリア 一宮海岸メイン(一宮海水浴場)
千葉県はサーフィンの聖地として知られ、初心者から上級者まで幅広いレベルのサーファーに人気のエリアです。
アクセス:
駐車場:100代以上の駐車が可能ポイント目の前に位置しており、波チェックが容易
4/23~1/9の間は有料(普通車500円)
設備:無料シャワー・トイレあり
ポイントの特徴:波の力がほどよくあり、テイクオフしやすい
1年を通してコンスタントに波があるのでテイクオフの練習には最適
↓ビーチ情報と波の状況を知りたい方はコチラ↓
茨城エリア 明石海岸
茨城県のサーフビーチもテイクオフしやすく混雑を回避できるのでおすすめです。
明石海岸は私もよく利用するおすすめのビーチです。
アクセス:
駐車場:海岸の目の前に無料駐車場あり
土日祝日はいっぱいで止められないこともある
設備:トイレ・シャワーなし
ポイントの特徴:うねりに敏感なので通年良い波が立っている
波のちからが強くテイクオフ成功しやすい
ビーチも広く、波のピークがたくさん点在するので初心者のかたにもおすすめ
↓ビーチ情報と波の状況を知りたい方はコチラ↓
まとめ:サーフィンテイクオフ成功の鍵は最適なボード選びが重要
サーファーにとって、テイクオフはサーフィンを楽しむ最初の難関です。
波をたくさん掴むためにはボード選びが非常に重要になってきます。
テイクオフが成功しやすいサーフボード選びのポイント3つはこちら
- サイズとボリューム
- 素材の選択
- 形状とデザイン
テイクオフを成功に導くコツは現状のレベル、体型に適したサーフボード選びが重要です。
最適なボードに巡り会えればたくさん波に乗れるし上達もはやいです。
またテイクオフが成功すれば大きな波に乗ったり、ターンを楽しめるようになりサーフィンの世界感が変化してきます。
\ テイクオフもラクラク初心者から上級者にもおすすめ/
この記事が少しでもあなたのサーフィンライフのスタートに役立てたなら幸いです。
波にたくさん乗ってサーフィンをもっと楽しんでいきましょう